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俺は面接官なのだ
マインドセットの話が続きます。
例えば「女性に好印象を与えようと思わない、そこで頑張らない」 、という魅力やステータスのマインドセットがありますよね。
このマインドセットに焦点を当てた話をしたいんですが、多くの男は、女性に好印象を持ってもらわないといけないと思っていて、そこが全てのスタートだと思い込んでいるんですね。
だって、好印象を持ってもらわないとナンパしたり、口説いたり、セックスに持ちこんだり、付き合ったり、結婚したり、全ての女性関係で上手くいかないと思うからです。
だから、彼らは自分の言動を凄く気にしているんですね。こんな事を言ったら嫌われるんじゃないだろうか、とか、こういう事をしたら彼女は傷つくんじゃないだろうか、とか、そんなことばっかり考えて接してるんですよ。
だからこそ、これまで話した魅力的な男の要素だったり、ステータスを上げる要素を実行するハードルが高くなってしまうんですね。
とても難しく感じてしまうわけです。
行動が全てブロックされてしまう。でも、好印象を持ってもらわなければ、と思った瞬間、行動や思考が神経質になってしまったり、リラックスできなくなったりして、結果的にヘタレの行動・思考パターンに陥ってしまうわけです。そして、あなたの魅力レベルは暴落していきます。
逆に、「好印象を与える必要はないんだ、自分の現実に生きていればそれでいいんだ」 と思った瞬間、魅力やステータスの要素を実行するハードルがどんどん下がって、結果的に相手に与える印象がどんどん魅力的になって行くわけです。
ベストな形としては、自分が女性に好印象を持ってもらおうとするんじゃなくて、女性が自分に好印象を持ってもらえるように頑張っている、という状態です。
完全に逆のパターンですよね。
考えてみてほしんですけど、あなたに好印象を持ってもらいたいと思って頑張る女性ってどんな女性です?モテない女性?接客してる女性?飲み屋オネエチャンとか、風俗嬢とか、ですね。
そういう立場の女性って、相手に好印象を持ってもらおうって一生懸命になりがちですよね。
あなたに接する全ての女性が、あなたに好印象を持ってもらうために頑張らなきゃって思ってしまうような状態が、一つの目指すべきステージなんですね。
いいですか?イメージできますよね。
人間というのは、対極した思考や行動を同時に行うことができない性質を持っています。例えば、「好印象を持ってもらいたい」と思いながら、相手をジャッジする事が出来ないんですね。
人間は、相手をジャッジしている時に、ジャッジされる側の思考を持てないし、逆ジャッジされている時に、ジャッジしている側の思考を持てないんです。
例えば、仕事の面接を受ける時をイメージしてほしいんですが、普通、好印象を持ってもらいたいと考えるのは、面接官(ジャッジする側)か、面接を受ける人(ジャッジされる側)、どっちです?ジャッジされる側に決まってますよね。
仕事が欲しい側の人間が、相手に好印象を持ってもらいたいと考えるのが普通です。ここで、このトピックのポイントを言いますが、相手に対しては常に、
自分は面接官だ。
というマインドセットを持ってください。それを意識するんです。
自分は面接官で、女性は面接を受けに来ている人。常に自分が相手をジャッジする立場であるというマインドセットです。
相手の事を、女性の事をジャッジする。
でも女性の意見やジャッジは気にしない。気にする必要がない。どんな風に思われても、立場上自分は困らないから。でも相手にとっては、自分に好印象を持ってもらわないと困る・・・女性が自分に対して何か間違いを犯さないか、ヘマをしないかってことをジャッジする「面接官の目」を持つ事です。
面接官って、面接を受ける側を具体的にどんな目で見ているか考えてみてください。
疑いの目だったり、相手を試すような目で見ていますよね。例えば社員面接だったら、「こいつ本当に大丈夫かな?」とか、「こいつだったらやれそうだな、試してみてもいいかな」みたいな目で見ていると思います。
僕自身、サラリーマン時代、社長と一緒に何度も社員面接をした経験がありますが、やっぱりそういう目で見てましたから。
そんなマインドセットで女性と接してください。相手に好印象を持ってもらいたい、好かれたい・・・ではなくて、「こいつ、本当に俺と一緒になれる素質があるのかな、俺とセックスする資格を持ってるんだろうか」という目で見ながら接すること。
これを徹底することで、彼女たちはどんどんナーバスになってきて、セルフイメージが下がってきて、ステータスが低くなってきますよね。つまり、自分のセックス対象ゾーンをどんどん広げてくるってことです。そして、あなたはそこに入り易くなるってことです。
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