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『俺が負けるわけないやん』

どうも、ナカムラショウです。

HQ-MIND Pro始めていきます。

今回は「俺が負けるわけないやん」っていう話をしたいと思います。

僕はよく嫉妬されるんですよ。

嫉妬って言っていいかどうか分かんないですけど、主にキャバクラとかでそれは起こるんですよね。

先日の話をちょっとしたいと思うんですけど、もう2か月か3か月ぐらい前になります。

東京に出張に行った時に、東京の兄貴分からある男を紹介されました。

その男性は30代半ばの起業家です。

もう20代の早くから起業して、(ちょっと詳しいことは言えないというか、言わないでくれって言われているんですけど)色んな事業を経てそれなりの資産も持っていて、昔会社も1個バイアウトして、今は1個違う会社をやっているということですね。

自分はもう早々とプレイヤーからは退きつつあって、今は企業の公演をやったりとか、いろんな人のアドバイスをしたりとかっていう活動をしてるみたいです。

僕の兄貴分が僕の1個上なんですけど、僕ら世代よりも1つぐらい世代が若くて、なのにすごいなと思うぐらいいろんな経験をしているし、自信に満ち溢れているし、すごいいい人なんですよね。

腰も低いし「こういう人にひさしぶりに会ったなと思って」すごいいい時間を過ごさせてもらったんですよ。言ってることもすごいというか達観してるんですよね。

薄っぺらさもあまり感じないし、多分それは謙虚だからですね。

腰が低くて謙虚さがあるから、どんなに達観したようなブッダみたいなことを言っていても、嫌味がないというか薄っぺらく感じないなと思いながら話してたんですよね。

せっかくのこういう場だし、いい出会いがあったから、「とりあえずお姉ちゃんのところにでも行って、お酒でも入れますか」ということになったんですが、僕と兄貴分は普段2人で飲んでる時とか、もう飲みだけで終わるんですよね。

キャバクラとか行かないんだけど、「ちょっとキャバクラでも行きますか」っていうことになって、キャバクラに行きました。

そしたら、むちゃくちゃ好きだったみたいで、遊び方もキャバクラでの飲み方もすごく慣れていて、「まあ、そうだろうな」って感じですよ。

で、付く女の子付く女の子口説いているわけですよ。

変な口説き方しているわけでもなく、いやらしいセクハラみたいなことをしてるわけでもなく、スマートに女性とコミュニケーションを取っていました。まあ明らかに口説いてはいるんですけどね。

で、1件目が終わり、もう1軒行きましょうって話になって「こいつ相当好きやな」って思ったんだけど、2軒目のセットが終わるぐらいの時に僕に「ていうか、めっちゃモテますね」って言ってくるんですよね。

「いやいや、モテない男はここにはいないでしょ」っていう話をして、「いや、そういうことじゃなくてなんか異質ですよね」みたいな感じで言ってくるんですよ。

「そうですか?」みたいな話をしていたんですが、彼が言いたいことはすごくわかります。

大体初めて僕とキャバクラに行く人ってそういう反応をします。

キャバ嬢の僕への対応と、自分につくキャバ嬢の対応を見比べてみて、そういう風に思うんですね。

人によっては不納得な様子が伺えるし、人によっては「完全に嫉妬してるな」って思う様子が伺えるし、人によってはめっちゃ張り合ってくるなっていう様子が伺えるし、人それぞれ反応は違うんですけど、多少の嫉妬みたいなものはあるのかなという風に思います。

なぜなら彼らは自分に自信があるからなんですよね。

だから、結構こういうことってあるあるなんですよ。

起業家の人とキャバクラに行くとあるあるで、自分に自信があるから許せないというか、「なんであなただけ」「なんで俺にはこんな普通の仕事としての対応なのに」っていう風に思うんでしょうね。

女性は僕に対して、「仕事を忘れて純粋に楽しんでいる」っていう反応をするんですよ。

一方で、その人たちに対してはあくまで仕事。きっちり仕事をやっているっていう感じなんですよね。

もちろん変なやつとはいかないので、女性に嫌な思いをさせるとか、店に迷惑を掛けるとか、終始オラオラな態度で接するとか、そういう人は僕は嫌いなので、一緒にキャバクラに行かないというか、遊んだりもしません。

だから、みんな紳士的なんですよ。だから、それなりに女性も対応する。

ただあくまで「仕事として」っていうのを、どうしても感じちゃうところはあると思います。

それに対して納得がいかないということなんでしょうね。

それはよくあります。よくあることです。

人によってめちゃめちゃ張り合ってくる人もいます。どいつもこいつもめっちゃ張り合ってくるんですよね。自分に自信があるからね。負けず嫌いも多いから。

そういう人達に言いたいことがあって、それが「俺が負けるわけないやん」っていうことなんですよ。そう言える理由はちゃんとあります。主に3つあります。

1つ目。みんな女性を口説こうとしてるってことです。

口説こうとしている時点で、僕に勝てるわけがないんです。

だって僕は口説こうとしてないから。

僕はただ女性に楽しんでもらおうとしているだけなんですよ。

たまたまその日にご縁があって、隣に座ってくれた女性に、どうやって楽しんでもらおうかなってことを常に考えてるんです。

せっかく自分の横についてもらったんだから、もうこの子には「今日は得したな」って思うぐらい楽しい時間を過ごしてもらおう。そう感じてもらいたいっていう気持ちがあるんですよ。

なぜなら、それは女性に対してリスペクトがあるからです。

結果的に口説くこともありますよ。ただあくまでそれは「結果的に」っていうことであって、別に最初から口説こうと思って接してないんです。

口説くことが第一義じゃないんです。

第一義は「どうやってこの時間をものすごく素敵で楽しくて、思い出に残る時間にできるかな」ってことを考えているわけですね。

「この娘めっちゃ可愛いな。スタイルがいいな。できればヤリたいな」・・・とかじゃないんですよ。

それらの要素を「かわいい」と思ってるわけじゃないんです。

相手を可愛いと思う入り口が違うというか、他の男とは経路が違うんですよね。

僕の場合はリスペクトしているから、いとおしく思える瞬間があるし、リスペクトしているから可愛いなって思える瞬間があるんです。

なかなか説明するのが難しいんですけど、

「可愛いな」
「タイプだな」
「スタイル良いな」
「ヤリたいな」

と、見た目とかでかわいいって思う男性って、あくまで見た目なんです。

例えば、その娘が幻滅してしまうような姿を見ると、その気持ちが冷めちゃったりするんだけど、僕の場合は根底に女性へのリスペクトがあるから、例えばおならをされても、鼻毛が出ていたとしても可愛く見えてしまうんですよ。

もちろんあれですよ。「リスペクトするにふさわしい女性に対しては」ですよ。

自分にも全く何の関心もなく、何の努力もしていない見た目も心もブスになってくると、なかなか無条件でリスペクトは難しい話ですけど、そうじゃないですよね。

特にああいうキャバクラとかにいるような娘に関しては、綺麗でいるための努力、女として見られるための努力、見えない努力をすごくやっているので、そこに対するリスペクトもあります。

そして、女性という生き物に対するリスペクトがさらにその根底にあったりするんだけど、それはいいとして、とにかく僕は口説こうとはしてないってことです。

でも、多くの男は口説こうとしている。その時点で「俺が負けるわけないやん」の理由の1つになってます。

で、2つ目。僕と張り合ってくる多くの男性には自信があるっていうことです。

これが「俺が負けるわけないやん」の2つ目の理由です。

なぜ自信があることがその理由になるのかっていう話なんだけど、その自信は彼らが自らここまでのし上がってきた自分に対する自信なんですね。

色んなものを手に入れてきてるんです。

お金・モノ。欲しいものは自分の力で頑張って努力して手に入れてきている男として尊敬できる人たちなんですよ。

だから、その流れで女性も手に入れないと気が済まない人達なんです。

でも、お金ってしょせんモノじゃないですか。

お金・モノ・家・尊敬・社会的地位などを手に入れてきた自信なんですよ。彼らが持っているのは。

その自信で僕と勝負しようとしている以上、僕は負けるわけがないんです。

彼らは僕よりも多くのリソースを持っているかもしれない。お金も社会的地位も持っているかもしれないけど、そこじゃないんですよね。

残念ながら女はモノじゃないです。

これもちょっとマインドセットの話になるんだけど、彼らが持っているのは起業家としての自信。それと純粋な男としての自信ってちょっと違うんですよね。

それは女性に対してどういうマインドで接しているかが、かなり関係してるんです。

「こいつかわいいなぁ」「好みだな」「スタイル良いな」「ちょっと物にしたいな」と思って、口説こうとしている。

そういう態度で接している以上、男としての本当の自信って育まれにくいんですよ。

これの正解って1つじゃないと思うんだけど、僕の中での正解は女性に対するリスペクトっていうか、本質的な女性に対するマインドっていうか、接し方っていうか態度が女性に対する自信の源泉なんですね。

その自信がある俺が、それがないあなた方に負けるわけないやんっていう話です。

これが2つ目。

3つ目。

もう身も蓋もない話なんだけど、僕に張り合ってこようとしてるっていうことです。

この時点で僕に勝てるわけがないんですよ。

だって、僕は別に誰とも張り合おうとしてないから。

そもそも勝負のステージに立ってないんですよね。

だから、勝ち負けって別にないし、どうでもいいんですよ。

今この話の中では便宜上「俺が負けるわけないやん」って言ってますけど、現場ではそんなことどうでもいいですよね。

別に勝負なんてどうでもいい。別に俺はあなたに張り合おうともしてないし、好きに自由に楽しくみんなでワイワイできたらいいんじゃないかなって思ってるだけなんですよね。

そういう気持ちでいる人間に勝負を挑んでも意味がないじゃないですか。

だから、そもそも俺が負けるわけがないんですよ。

3つ挙げましたけど、この3つの要素が最低限揃っている以上、俺が負けるわけないやん。

この気持ちは揺らがないです。

ましてや若造に負けるわけがないんです。

若い人たちへの鼓舞だと思って聞いてほしいんですけど、20代って勢いもあるし、いろんなものをスポンジのように吸収するし、本当に飛躍の年代だと思うんですよ。

だから、僕なんかが今の若い人たちを見たら「すごいな」と思うし、アグレッシブだし接してるだけでもエネルギーをもらえる尊い存在です。

だから、どんどん飛躍していって、僕なんか足元にも及ばないぐらいの人間になっていくんだろうなって思うんですよ。

だけど、ここに関しては負けるわけがないんですよ。申しわけないけどね。

僕は少なくとも15年ぐらい本当の男としての自信の源泉である女性へのリスペクトみたいなものを、ちょっとずつ色んな経験を積みながら実地で積み重ねてきたんですね。

15年ですよ。

15年本物の経験を積み重ねてきたんですよ。

そんな僕が最近まで精子だったような若造に負けるわけがない。

勝負じゃないって言いましたけど、あえてこの言葉を使うんであれば負けるわけがないっていうか、少なくとも15年分の本物の積み重ねを、「数年でスキップして上回れると思うか?」って話なんですよね。

これは別に若者に限った話じゃない。別に40代・50代であっても一緒です。同じように僕はその人たちに言いたい。

なので、僕と張り合おうとするのはいいけど、そういうことを踏まえた上で分かった上で張り合うなら張り合ってきてほしいなって思います。

その際は是非一緒にキャバクラでも行きましょう。

おごってくれたらいつでも行きます。

ということで、ではまた。

ありがとうございました。

『俺が負けるわけないやん』