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リーンバック(lean back)
人は本能的に相手に寄りかかろうとする生き物です。
相手が魅力的な女性だったら性的に寄りかかりたくなるし、相手が男性であっても、立場的に上の人や目上の人には服従の意味で寄りかかろうとします。
例えば、キャバクラで隣に魅力的な女性が座ると、99%の男がどうしても女性側に寄りかかろうとしてしまいます。体だけだったらまだ救いようがあるのですが、気持ちまで寄りかかってしまっているので目も当てられません。
目上の人間と接する場合などは、多くの人が、下から上に付きあげるように持ち上げにかかります。
目上なのだから尊敬の念を持った態度で接するのは当たり前ですが、自分のステータスを下げてまで相手のステータスを持ちあげる必要はありません。魅力的な男は、相手が誰だろうと基本的に寄りかかろうとはしません。どうするのかというと
相手を自分に引き寄せます(=「リーンバック(lean back)」)。
キャバクラでは、女性に寄りかかるのではなく、女性を自分側に引き寄せ、寄りかからせる。ビジネスシーンで握手する時は、自分から寄りかかって行くのではなく、相手を引き寄せるように握手する。
相手を尊敬する気持ちや、重要視する態度は維持しながらも、自分のステータスは下げずに相手を引き寄せるのです。
「握手」の話をしますが、握手と言うのは、まず力強く握った方がいいです。相手に気を使って強く握ることができないケースが多いのですが、相手が少し圧迫感を覚える程度に強く握ることで野性的な強さを見せつける事ができます。
実は、女性相手にも同じことが言えます。
女性に対してはソフトにやるのが紳士的だと思っている場合がほとんどなのですが、少し痛いなと思う程度の力でギュッと握手してやると、男としての強さをアピールできます。
セックスの最中に、痛いと感じるほど強く抱きしめてやる事で女性の性的興奮が一気に高まるように、あなたのボディランゲージが洗練されていればいるほど、女性は力強い握手に性的興奮を覚えます。
あなたが本当に加減のわからない人で、間違ってアザが出来るほどに握ってしまわない限りは、「痛い!なにこの人、感じ悪いわ」とは絶対にならないので安心してください。
僕がいつもやるのは、相手に「手を出させる」ということです。
相手が握手を求めてくるのを待つということではなくて、相手が自分の手を伸ばして少し前のめりにならないと届かない距離に手を出すということです。すると自然に、相手が自分に寄りかかるよう態勢になるので、ステータス的に優位に立てます。
ちょっとマインドシアターを作って、そこに入ってイメージしてみてください。
自分が握手してもらいに行くのと、相手に来させるのとでは、同じ握手でも全くステータスレベルが違う事に気付くと思います。ちなみに、握手は自分から先に求めた方がいいですよ。
日本では特にハンドシェイクの習慣があまりないので、初対面で握手を求めるだけで「他の人とは少し違う」という印象を与えることができます。しかも、手を前に差し出された瞬間「握手しなきゃ」とスイッチが入るので、抵抗なくこちら側に「来させる(引き込む)」ことができます。
女性には特に、握手を求められる機会が少ないので、これは大変効果的です。
シミュレーションしてみましょうか。マインドシアターに入ってイメージしてください。
魅力的なアイコンタクトで
ゆっくりとした余裕のある動作で
太く強い声で
優しく「よろしく」と言って握手を求める
リーンバックして、相手を引きつける握手
少し痛いと感じるくらい力強い、男を感じる握手
・・・どうです?想像しただけで自分のステータスの高さ、カッコよさに鳥肌が立ちませんか?空間を支配している、リードしている自分を感じることができるんじゃないかと思います。
女性、恋愛、仕事、営業、、、どんな場面でも、「リーンバック」を意識してください。カッコ良い自分を一番体感できるのがこのスキルかもしれません。
女性次第では、これだけで濡れます。
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