どうも、ナカムラショウです。
HQ-MIND Pro始めていきます。
今日は久しぶりに僕ナカムラショウが登場しました。
僕が登場してるってことはそっち系の話になるんですけど、テーマが「キャバ嬢を落とす方法」という話をしたいと思います。
ちょっと前にある男と飲んでいたんですよ。
そのときに1つ相談をされて、それがキャバ嬢を落とすためにはどうやればいいかという話だったんですよね。
それを聞いて、「キャバ嬢は大変だよ」「その辺の女性を口説くのとは、またちょっとワケが違う」「一工夫も二工夫もいるし、特殊だから別にいいんじゃない?」「お前モテるじゃん。わざわざそっちの道をたどる必要もないだろうし」
みたいな話をしたんだけど、向上心というか好奇心旺盛な男なので、とりあえず自分の経験のためにも、自分自身の成長のためにも、そこの道を一旦通っておきたいんだということでした。
なので、その時話せることは、一通り話したつもりではいたんですけど、キャバ嬢を落とすっていうことがビジネスという営みにも、密接に関係するというか、かなり似たところがあるので、改めて話そうかなと思った次第です。
最初にキャバ嬢がなんで難しいのか、なんで特殊なのかという話をすると、キャバクラという門を叩いて、「客としてその店に入っていって、そこで出会うから」です。
このルートの出会いがもう難しいんですよ。
もうすでに特殊なケースなんですよ。
これがもし相手の職業がキャバ嬢であっても、例えば合コンとか誰かの紹介であったとかごく一般的な出会いだったら、そんなに難しいことではないんですよね。
普通の女性を口説くのと、大して変わらない。
だけど、これがキャバクラというお店の入り口から入店し、髪の毛もきれいにしてメイクもバッチリして、きれいなドレスを着た女性と対面した瞬間に、もう状況は違うんですね。
なぜかというと、客として行っているからです。
この時点で全然違うんですよ、普通の出会いとは。
女性というのは、シビアな生き物です。
シビアになれる生き物です。
普段は普通の女の子でも、夜になってメイクアップして、お店に出勤した瞬間にモードをカチッと切り替えられるんですね。
その瞬間から、客として出会う男はすべて客です。
どれだけいい客を自分の顧客にして、売り上げを上げていくかということに、全神経を集中させられる。
それが女性です。
一方で、男の気持ちは全然違いますよね。
キャバクラに行く男性の心境っていろいろあると思うんだけど、大半の男は「ワンちゃんねーかな」と思ってるわけですよ。
可愛い子に当たればいいな。タイプの子が隣についてくれればいいな。その子と親密になれればいいな。なんなら今夜は同伴して、そのまま持ち帰ってみたいなことを考えている男がほとんどなんですよね。
ここに、めちゃくちゃな温度差があるってことが分かりますよね。
そのマインドでキャバ嬢を口説いたって、落とせるわけがないんですよ。
一旦ここまでいいですかね?
この状況とビジネスが結構密接に関係しているし、結構似てるんですけど、それを説明しますね。
まず、僕が昔よく言っていたこととして、「人間関係は価値交換である」。お互いの間に価値が循環しているということは、それはすなわち人間関係がうまくいっているということだ。
みたいな話をよくするんですよね。
ビジネスも人間関係だから、当然お互いの間で、価値交換が成立していなければならない。
だけど、いったんビジネスになるとちょっと状況が変わるなと。なぜならビジネスというのは、価値交換の対価が、金銭を通して行われるものだからです。
通常の人間関係だと、あり得ないような特殊な条件がいくつもある。
それがビジネスなんですね。
たとえば、普通の出会いというのは、偶発的に起こるものじゃないですか。
だけど、ビジネスは出会いを積極的に仕掛けていかなければならないわけです。
つまり、集客ですよね。
そして、集客した人たちからは、できるだけ早く取引をしなければならないということです。
それは金銭の取引ですね。
なるべく早く金銭が絡んだ価値交換を成立させなければならない。なぜなら早いとこ価値交換しないと、その人は去っていってしまうからです。
それが1つ。
もう1つは、集客ってめちゃくちゃお金がかかるんですよ。
ビジネスって体力勝負なんで、お金がなくなったらゲームオーバーなんですよね。
だから、集客にお金をかけている分、早くその分のお金を回収しなきゃいけないんですね。
次の投資に回さなきゃいけないんです。
ということは、できるだけスピーディーに現金に変換しなければならないというような状況なわけですね。
最初に言ったように、価値交換のすべては金銭で行われる。こっちが何か商品を提供したら、必ず対価はお金のみということですね。
ビジネスもすべては人間関係なんだけど、普通の人間関係と比べるとかなり特殊だってことがわかるじゃないですか。
だから、これを聞いているあなたは、僕からするとビジネスという入り口から入ってこられた方なんですよ。
だけど、僕の地元の友達はそうじゃない。
昔からの付き合いだったり、昔勤めていたアルバイト先で出会った仲間だったりするわけですね。
僕は友達とか仲間とかに、何か価値を提供したときに、その対価を求めますよ。
価値の循環が行われているってことは、人間関係を継続するために最低限のことだからね。
だけど、その対価は別に感謝とかでもいいんですよ。
「ありがとう」という言葉を一言もらえるだけで、僕は「よかったな」と思えるんですよ。
だけど、メルマガ読者さんに価値を提供するときに求める対価はお金なんですよ。
これが共通点です。
キャバ嬢を口説くということと、ビジネスという営みの共通点。
だから彼女たちは、お店の入り口から入ってきた人に関しては、その人たちに求めるのは対価はお金なんです。
それが通常なんですよ。
多くの男がなぜキャバクラに行ってモテないのか。あるいは「この子いい感じなんだけど、なかなヤらしてくれねえな」みたいな。
「もう2年3年通い続けているのに、キスもさせてくれねーよ」みたいな、イタイ男が多いんだけど、それはつまり客としか認識されていないってことです。
でも、その男はちゃんと彼女たちから、対価を受け取っているわけですよ。
それは「幻想という対価」です。
長い間ずっと、夢を見続けさせてもらっているわけじゃないですか。
「次は口説けるかも。今日同伴して、もうオープンラストでずっと指名し続けて、最後はアフターして、もうこれだけ長い間一緒にいたら、さすがに今日はやらせてくれるんだろう」みたいな。
そんな夢を見させてもらっているということも、1つの対価なんですね。
それに対してお金を払っているわけです。
とんでもない話だなと思うかもしれないけど、キャバ嬢たちの仕事って、男の「こいつ口説けたらな」「コイツとやれたらな」っていう願望を、いかに引っ張り続けられるかどうかなんですよ。
これが現実です。
そして彼女たちは、普段は普通の女の子なんだけど、仕事になるとそのモードにパチーンと切り替えることができるってことです。
そういう生き物なんですね、女性というのは。
じゃあ、そういう条件の中で、どうやって口説いていくのか。
どうやったら、実際に落とすことができるのかという話です。
またビジネスの方にチャンネルを切り替えたいんですけど、僕のビジネスの入り口から入ってきた人たちって、今まで数え切れないくらいいます。
その中の、例えば今パートナーとしてやってもらっているJunとか、あるいは今年うちのマンションに東京から引っ越してきたSho君とかは、ビジネスという入り口から入ってきたわけです。
そして、実際にお客さんとして何年間かは付き合っていたんだけれども、いつしか顧客という関係を超えた仲に発展しているわけですよ。
他にも日比さんとか挙げだしたら、何人も挙げられるんですけど、そういう人たちって僕にとってどういう存在だったのかって考えたときに、僕にとって理想のお客さんだったんですよ。
ここでいう理想のお客さんとは、お金をいっぱい落としてくれるお客さんではなく、細くても長い間お金を落とし続けてくれるお客さんでもないです。
僕にとっての理想のお客さんというのは、ビジネスという枠を超えて「この人は面白いな」「この人ともっと関係を深めたいな」「付き合い続けていきたいな」「この人はわかっているな」と思うような人間的に尊敬できる人です。
いくらお金をたくさん落としてくれる太客であっても、人間的に合わない人、とても尊敬できるようなものではない人、クレームが多い人とか、文句ばかり言ってくる人とか、まったく口ばかりで行動しない人とか、全然面白みもなんともない人とか、そういう人はお客さんである限り、誠心誠意対応しますけど、それ以上の関係にはなりえないですね。
だんだんわかってきました?
キャバ嬢を落とす方法です。
その他、大勢の客とは「明らかに違うな。この人」と思わせることです。
このキャバ嬢を口説けないかな。落とせないかな。セックスできないかな。
こんなふうに、自分のことしか考えてないような人は、その発想のままでは一生キャバ嬢を口説くことなんてできないんですよ。
そうじゃなくて女の子に「なんとかしてこの人を私の顧客にできないかしら」と考えさせることができるかどうかなんですよ。
それは彼女たちにとって、お金をたくさん落としてくれるお客さん、太客じゃなくても細くても長い間通い続けてくれるお客さん。
あるいは、今月売り上げがちょっとピンチになったときに、すぐにホイホイ来てくれるお客さん。
そういうお客さんももちろん大事なんだけど、それよりも時間を忘れて楽しく飲める。楽しい会話ができる。
仕事の会話じゃなくて、本当に心から楽しめるような会話ができる。ちゃんと周りのボーイさんとか、自分以外の女の子とかにも配慮ができる。
あるいは、一緒に遊びに来てる連れの男性とかも、周囲にもちゃんと配慮ができるような男。
面倒くさいことは一切言ってこない。キャバ嬢と見るや否や、すぐ口説きにかかる男がいますね。
ちょっと話が盛り上がったら、「ちょっとこの後アフター行こうよ」「俺〇〇ちゃんのことマジ好きになっちゃうかも」とか。
あるいはちょっと横柄な飲み方をしたりとか、言葉遣いが汚かったりとか、ちょっとLINEの返信が遅くなっただけでキレ気味に返してくる男とか。
疲れるんですよね。
そういう男を相手するのは。
もちろん、客だからそんな素振りは見せないし、売り上げも上げなきゃいけないから、ちゃんとメンテナンスするんだけど、そういうめんどくさい客や疲れる客をたくさん持っていると、売り上げには貢献するかもしれないけど、コストがめちゃくちゃかかるんですよね。
肉体的コスト、精神的コストが。
そんな中で彼女たちは、疲弊しているわけです。
そこにさっき言ったような、人間的に尊敬できる人、周りにちゃんと配慮ができる人、飲み方もすごくきれいで、全然口説いてくるような素振りも一切ない。
本当に楽しいし、この場を楽しんでくれている。
というのがわかるような人って、「こんなに余裕のある人って、もしかして結構太客になってくれるんじゃないか」というスケベ心も当然あるわけですよ。
それはさておいても、「なんとかこの人を私のお客さんになってくれないかな」という気持ちをどれだけ持たせるかってことです。
そうなってくると、女性の方からアフターを誘ったりしてきますから。
アフターってキャバ嬢にとってはあんまり行く意味ないというか、ただのメンテナンスの1つなんですよ。
同伴は同伴料がつくので、キャバ嬢の懐に同伴料が入ってくるんだけど、アフターって何もつかないからね。ただのメンテナンスです。
でも、そんな場所にわざわざ自分から誘ってくるんですよ。
にもかかわらず、それに対しても食いついてこようとはしない。
「うん。まあ軽くならいいけど、他にも誰か連れて行く?」みたいな。
「この人に色恋は通じないかも」って思いますよね。
でも、キャバ嬢はそういう男をお客さんにしたいと思っているんです。
そこまで来れば、あとはキャバ嬢と客という関係を超えたところからのスタート地点なんです。
僕とJun。僕とShoの今の関係も、そういう臨界点的なものが、どこかにあったわけです。
そこから今の関係になってきてるわけだから、そこからはそんなに難しい話じゃないです。
ここまでできるぐらいの、わかっている男になれたのであれば、そこから先はそんなに難しいことじゃない。
普通の女の子を口説くのとあんまり変わらないから。
テクニックの1つ2つはあるけど、それはまたどこかで、機会があれば語ろうと思っているけど、とにかく大事なのはここまでです。
いかにしてここまで持ってくることができるかです。
キャバ嬢を落とすのも、ビジネスという関係を超えるのも、本質は同じということですかね。
ということで、なんだかんだでもう16分以上しゃべってるんで、この辺で音声を終わりにしたいと思いますけど、これに関して何か質問とかあれば、遠慮なくください。
ということで今日は以上。
ナカムラショウでした。
ではまた。
ありがとうございました。